専門職の一つ

従業員

税理士は、税務を取り扱う専門職であり、国家資格者です。納税に関して公平な立場で適正な処理を行なうことを生業としています。 税理士には、税理士法の定めにより、主に次の3種類の独占業務があります。 1つ目は「税務代理」で、納税者に代わって税務署や官公署等への申告や申請を行ない、また、税務調査にも立ち会い、対応します。 2つ目は「税務書類の作成」で、税務署等へ提出する各種届出や申請書を納税者に代わって作成して提出します。 3つ目は「税務相談」で、税務に関する相談に応じ、税金の計算や手続き方法などについてアドバイスします。 これらの業務は、税理士や税理士法人ではない者が行なうと刑事罰により、懲役ないしは罰金が科せられます。

税理士になるには、弁護士や公認会計士の資格を有するか、あるいは、一定期間、税務署に勤務した国税従事者を除けば、税理士試験に合格する必要があります。 税理士試験は、会計に関する科目と税法に関する科目の合計で5科目に合格する必要があります。 まず、会計に関する「簿記論」と「財務諸表論」の2科目は必修となります。 次に、税法に関する科目のうち、「法人税」と「所得税」のうち1科目は必修となります。2科目とも選択してもかまいません。 そして、残りの2科目ないしは1科目を「相続税法」、「消費税法」または「酒税法」、「国税徴収法」、「固定資産税」、「事業税」または「住民税」から選択します。 税理士試験では、1度合格した科目については期限なく有効となります。そして、1度に何科目を受験してもかもいません。つまり、受験者の自由な計画で何年もかけて受験することが可能です。